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A.擁壁のつくり直しには、何百万円と費用がかかることも
高低差のある土地には土砂が崩れるのを防ぐために、コンクリートやブロックなどで作られた擁壁(ようへき)が設置されている場合があります。
2mを越える擁壁には、建築基準法で確認申請を提出することが義務付けられていますが、現在設置されている擁壁のなかには法律が施行される前につくられたものや確認申請をしていないものもあるようです。
このようなものを「不適格擁壁」といい、場合によっては倒壊するなどの危険性があります。
土地の重要事項説明書に、擁壁についての記載が無い場合は確認申請や検査済証の交付を受けた擁壁なのか、不動産業者に確認してもらいましょう。
また現地での擁壁の状態を自分でチェックするこ とも大切です。
ひび割れや、傾き、目地に上下のずれが無いかなど、擁壁に問題が無いか確認します。
万が一擁壁のつくり直しが発生した場合、何百万円と費用がかかるケースもあるので、注意しましょう。
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